audacious-2.1の文字化けを直す [vine]
#最期の更新からすでに半年近くたってしまいました。。
#なかなか記事って書けないものですね (^^;;;
先日PCG-C1VJにVine LInux 5.1 を導入しました。
インターネットラジオとして活用すべくaudacious-2.1をインストールしてみると、Shift-JISなID3 Tagが見事に文字化けして ????-???(不正なUTF-8)などとでてしまいました。
調査したところ すでに audacious-2.2ではこの症状が直っているらしいです。。
ならば「2.2の修正を2.1に適用すれば直るんじゃね?」と思い、やってみました...
結果から言うと、文字化けに関係する部分の修正だけを2.2から拝借して2.1に適用したところ見事に文字化けが直りました
せっかくなので修正用のパッチを作成してみました
[1]audacious.spec.patch
[2]audacious-2.1-chardet.patch
[3]audacious-2.1-output.patch
なお、下記手順はrootで /root/rpm/以下がある前提です
もし環境が違う場合は適宜読み替えてください
また/root/rpm/RPMS/i386/以下にはなにもおかない状態にしてください
[手順]
(1)cd /root/rpm/SOURCES
(2)上記3つのパッチを 指定のファイル名で/root/rpm/SOURCESに置く
特にaudacious.spec.patchはUTF-8形式で保存してください
(3)apt-get build-dep audacious
(4)apt-get source audacious
(5)apt-get -d install audacious-plugins
(6)apt-get -d install self-build-audacious-mad
(7)cp /var/cache/apt/archives/self-build-audacious-mad-xxx-xxx.rpm /root/RPMS/i386/.
(8)cp /var/cache/apt/archives/audacious-plugins-xxx-xxx.rpm /root/RPMS/i386/.
(9)cd /root/rpm/SPECS
(10)patch -p0 < ../SOURCES/audacious.spec.patch
(11)rpmbuild -bb audacious.spec
(12)Compileが完了してrpmファイルができるまで待ちます
(13)cd /root/rpm/RPMS/i386
(14)rpm -Uvh *.rpm
以上で文字化け問題が解消されたaudacious-2.1.3がインストールされます
self-build-audacious-madも導入しているのでmp3も聞けます
あっそうそう、audaciousの設定は以下のようにしてください
[設定]->[プレイリスト]->[自動キャラクタエンコーディング検出]->日本語
[設定]->[プレイリスト]->[代替えキャラクタエンコーディング]->Shift_JIS
[設定]->[Skinned Interface]->[Use Bitmap fonts if available]のチェックをはずす
本手法はあくまでも一実施例です
環境によっては本手法がそのまま使えないかもしれません。
またVineがaudacious-2.2をリリースすればこのパッチは不要となるでしょう
Vineの正式リリースを待てない方はお試しください
いかがだったでしょうか
Vine5.1 64bitのユーザーです.
ちまちまとUTF-8に変換していたのですが,ストリーミングラジオは文字化けのままでした.お陰様で見事に解消しました!
パスは,/usr/src/vine/RPMS/x86_64でいけました.
ありがとうございました.
by あるとん (2010-05-04 21:54)
ぽちぽちブログをはじめてますが、はじめてまともにコメントを戴いて感謝感謝です
でも、Vineも audacious-2.3になったのですでにごみ記事になってしまいましたね (^^;;
by にょん (2010-05-31 22:17)